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わたしのしてん。            (c)音泉ニットキャップ。
by iso_noon_sen
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まるで戦後、人体実験をした医者の‥。

先月だったか、ドキュメンタリー番組で見た。

戦後、捕虜となったアメリカ軍人を
麻酔なしで、人体実験や解剖をした。

被害にあってしまった兵士の遺族に
その事実を告げた数年後に、この件について
取材をした物を流したのだった。

そのことを思い出してしまった。

移植をして、信じられないほど元気になることは
喜ばしいことだし、良かったと思える。

だけど、私の親はこういう。

亡くなったら、何も奪われず
この身に収まったまま天国に行かないと
来世で生まれた時に奪われ、譲った箇所が
特別に弱く、傷んでいるだろうと。

臓器バンクにサインをしてほしいと
お願いした時にこういわれ
サインはしてもらえなかった。

よく考えろ、と言葉にしていわなかったが
折角、丈夫に生んだ‥強い瞳で
ジッと見つめられたので
それ以上は何もいえなかった。


型にパチンとはまれば
何食わぬ顔をして不快な手術をする医師が
違法でなくとも、気持ちを逆なでる行為を
見過ごしていて良いのだろうか。

TV報道では、病気の臓器を移植されたとは知らずに
手術は成功したが、当人は数年後、
別の病気が発症して他界したという。

優秀な医師だとしても、臓器を奪われた死体と
病気で他界した人からの臓器である説明や
書類作成もないことが信じられない。

人工透析をしていた患者さんへの取材でも
その話は耳にするが、そこまでして
移植で透析を避けられても
別の病気で苦しむならば、手術をしないし
その選択はありえないと答えた。

死体を空輸して、臓器を取り出す。
その死体になってしまったアメリカ人は
それを望んでいただろうか。
生前、どんな人だったのだろうか。

犯罪者の臓器をどうのという話もある。
アンビリバボーでも一度か取り上げられたが
優しい良い子が、犯罪者の臓器を得て
少しすると彼になかった犯罪の記憶が
脳裏に浮かんで彼を苦しめたという。
脳ではなく、腎臓だか心臓だったと思う。

手術をすると、体力を更に奪われる。
手術が例え成功だとしても、
自分次第なのだ。

私は、きっと命を永らえる為の手段を選択しないだろう。

そこが寿命だから。
余生を老い支度でもしながら
なるべく楽しくこの世で生を受け
この両親の元に生まれ、名をつけて
大切に育ててもらったことを
感謝しながら、「私」を最後まで生きるだろう。

多分、そんなことを思う余裕なく
病魔に蝕まれて、痛い痛いと
泣いているかもしれないけれど。

こうして、簡単に立ち上がれて
歩き回り、文句の1つも言えるうちが花だな。



(c)isonoonsen


まるで戦後、人体実験をした医者の‥。_a0001004_2381096.gif



Excite エキサイト : 社会ニュース
<万波医師>米国から死体腎を空輸して男女に移植 82年 [ 11月12日 03時37分 ]毎日新聞社
 手法や手続きが問題になっている一連の病気腎移植を執刀した万波誠医師(66)が、愛媛県宇和島市の市立宇和島病院に勤務していた82年6月、米国人女性の死体腎を空輸して県内の男女に移植する当時の日本では珍しい手術を実施した。男性は手術直後に死亡、女性も約2カ月後に拒絶反応を起こして腎臓を摘出し、人工透析生活を送った。2005年6月に病死した女性の夫(68)が毎日新聞の取材に応じ、「妻は新しい手法の実験台だったのか。自分には詳しい説明はなく、今も手術が正しかったのか分からない」と話した。
 夫の話などによると、女性は慢性腎不全に苦しみ、81年末ごろに同病院で万波医師の診察を受けた。しばらく人工透析を続けたが症状が悪化。移植を勧められたが適合するドナー(臓器提供者)が親せきにおらず、悩んでいる時、万波医師から「外国から腎臓を運ぶ方法ならある。どうしますか」と言われた。
 「そんなことができるのか」。悩んだが、女性は「先生を信用してやってもらうよ」と手術を承諾。腎臓は、万波医師が研修したウィスコンシン大が無償で提供し、女性は1982年6月21日、松山市の男性と共に、市立宇和島病院で移植手術を受けた。腎臓は19日に交通事故死した米国人女性のものだった。
 空輸死体腎の移植は、日本では約1年前、仙台社会保険病院などで行われたばかりで、四国では初めてだった。地方都市で行われた万波医師の手術は話題になり、腎臓を輸送した技師らには宇和島市長の感謝状が贈られた。
 しかし、男性は翌日に死亡。女性は7月に無事退院したが、8月ごろから微熱などの拒絶反応が続き、移植した腎臓を同病院で摘出した。この際、万波医師は「これはもう出しましょう」としか説明しなかったという。
 万波医師はその後もたびたび腎移植を勧めたが女性は拒否し、2005年に死亡するまで透析治療を続けた。夫には「もう移植は嫌。透析の方がまだまし」と話していた。
 夫は自宅で取材に応じ、「万波先生は技術が高く、新しいことに挑戦したがっている印象を受けた。しかし、(空輸の死体腎移植が)珍しい方法だとか、(移植する)腎臓についての説明はあまりなかった」と明かした。「妻は長く生きられた。万波先生に恨みはない」とする一方、「病気腎移植などの報道を見て驚いた。外国からの空輸も『実験だったのでは』と思ってしまう」と静かに話した。【茶谷亮】


by iso_noon_sen | 2006-11-12 20:11 | 健泉
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